2008年4月9日水曜日

立夏の日(5月5日)女性性と男性性を讃えあう、メーデーの会のお知らせ

女神礼賛   ☆第2回  メイ・デイ 女神・男神、女性性・男性性を讃えあう会☆

新月。 5月5日。
暦の上では夏の始まりのこの日に、メイ・デイの儀式を行います。
メイ・デイでは、女神と男神の両方を讃えます。
自分たちの中の女性性・男性性のバランスをとると同時に、
女性のうちにある女性性、男性のうちにある男性性にフォーカスしていきます。

東西南北のエレメントをおろし、女神・男神のエネルギーのサポートを受けながら、
わたしたちのひとりひとり、女性として、また男性として
より内側から輝きを増し、
よりそれぞれの本質につながっていける儀式です。


儀式の後は、ベジタブルのご飯をみんなでたべます。


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5月5日(立夏の儀式)
pm2:00 - pm5:00(その後、ごはん+交流タイム)

場所star child910(所沢)

3500円

予約先 goddess_love_harmony@yahoo.co.jp
(場所についての道順は予約時に御連絡致します。)

ファシリテーター
YUUKA (HEALINGアーティスト)
三重(水彩アーティスト) 
AYAKO (スピリットトランスミッター)


◇このセレモニーは南フランス在住レイリーンアボットさん
(「スピリチュアル・セックス」著者)による手法です。
この日、フランスとベルギーの、計5箇所でも、同じ儀式が行われます。
・レイリーン本人による英語のブログ
http://goddessgaia.blogspot.com

また、この女神礼賛の会は、春分、立夏、夏至、立秋、秋分、立冬、冬至、立春・・・
といった、年8回のサイクルで行っていきます。
次回は、6月21日(土)夏至、を予定しています。



メイ・デイは女神フローラ(Flora)を奉る、古いローマの祭日です。紀元前238年、「シビルの書」*と呼ばれる預言書の中で、春の花がたくさん花や実をつけるための守護を得ることができるよう、フロラリアの祭りをするように命ぜられたのが始まりです。
(*訳注:〔古代{こだい}ローマの〕みこの書、シビルの書◆クーマイの巫女(Cumaean sibyl)が著したとされる9冊の書で、ローマ最後の王タルクィニス王(Tarquin)が高額な対価を払わなかったために次々に燃やされてしまい、残った3冊を買い取ったという伝承がある。ローマのカピトリウム神殿(the Capitol)に実在し国家危急の際のよりどころとされたが、紀元前83年に焼失した。その後新しい版が作られたが、これも紀元405年に焼失した。出典:スペースアルクより)

フローラの配偶者は、西風を象徴する神ゼピュロス(Zephyrus)。またフローラの双子の兄弟ファウヌス(Faunus)は、全ての野生の動植物を支配する神です。フローラは、春の女神、そして葡萄の木、オリーブ、果物のなる木、蜜を生む植物の女神です。蜂蜜は、女神への、とても神聖な捧げものでした。古代のフッローラの神殿は、アヴェンティヌスの丘(ローマの七つの丘の、最も南の一つ)近くの古代円形競技場、チルコ・マッシモ(Circo Massimo)にありました。

この祝日はまた、性的な儀式の時でもあり、ローマの高級娼婦たちに讃えられ、劇場で裸で演じられました。ローマ人たちは、女性器の形をしているとされたそら豆を祝祭の時に食べることを好みました。


歴史的理解を深めるために・・・

メイ・デイでは、女神と男神の両方を讃えます。不幸にも、古代の女神の時代には、男神(王)は女神/巫女と一緒になった後、生け贄としてささげられたのでした。生け贄により、土地が肥沃になると考えられていたのです。家父長制の時代になってからは、何千人といった女性が今度は魔女として、生け贄になり、焼かれることになりました。どちらの古いやり方も、うまくはいきません。女性とワークをする時に大切なことは、女性として癒すことも大切ですが、男性・そして女性として癒すことが大切なこともある、ということです。メイ・デイでは、両方の性を讃えます。男性性の表現の仕方は、女性性を表現するのとはとても異なります。女性解放運動の影で、混乱し、弱められた男性性もあるかと思います。必要なのは、私たち自身の内側、そして外側の男性性と女性性のバランスの取り方を学ぶことです。これは、そのための儀式です。