2008年3月17日月曜日

西洋の女神たちのリスト


西洋の女神たち


ガイア(Gaia)
母なる地球の女神。しばしばグリーンガイアとも言われる。彼女の体は地球そのものである。緑のもの、育ちゆくもので、彼女を表現することができる。


デーメーテル(Demeter)とペルセフォーネ(Persephone)
母娘の女神。デーメーテルは穀物の女神であり、その娘ペルセフォーネは黄泉の国の女王である。彼らの伝説は、ペルセフォーネが黄泉の王プルート(Pluto)に拉致されてから起こるようになった季節の変化を表している。
デーメーテルは娘がいなくなったことを嘆き悲しんだ。その悲しみのために、全ての植物が枯れて死んでしまった。プルートは神々にペルセフォーネをデーメーテルに返すようにと頼まれた。しかしペルセフォーネはざくろの種を食べてしまったので、毎年数ヶ月黄泉の国に戻らなくてはならなくってしまった。デーメーテルは小麦やその他の穀物を表す。ペルセフォーネはヒナゲシとざくろを表す。ざくろは女神の子宮のシンボル。この女神達はわれわれに、若い女性が大人の女性になるためのイニシエーションと母親からの分離を教えてくれる。


イシス(Isis)
エジプトの女神であるが、その神殿は西ヨーロッパ各地でみることができた。ローマ人はエジプトの神殿からイシス信仰をとりいれローマ帝国中に広めた。
※詳細はのちほど。


セレーネ(Selene)
ギリシャの満月の女神。女性の月経周期のバランスをとるために呼び出して祈るのによい。そのためには、新月と満月の時期を追っていってください。満月の日には、横になって、30分ほど月光浴をしてください。夏の時期には地面に横になれますが、冬には窓ごしに月光浴してください。


アフロディーテ(Aphrodite)
愛の女神。
※詳細はのちほど。


フローラ(Flore)
花々の女神。古代ローマではメーデーにフローラを祭りました。メーデーで聖母マリアに冠をかぶせる習慣は、フローラのお祭の名残です。この女神は花の知識を授けてくれます。フラワーエッセンスやエッセンシャルオイルを使って仕事をしている人、ガーデニング好きな人にぴったりの女神です。


アテナ(Athena)
アテナは戦士の女神です。また芸術、工芸、糸を紡ぐことに長けています。闘いに行く前にしばしば呼び起こされ、祈られました。また、正義に関する全てのことについてお願いすることができます。ヨーロッパでは政府機関の建物に今でも見ることができます。今日では、アテナはビジネスに長けた自立した女性です。武具とヘルメットをビジネススーツに、そして楯をノート型パソコンに変えたのです。ビジネスの世界で独立したい人や裁判中の人はアテナにお願いしましょう。アーティストが自分の才能を市場に出したいときのサポートにもぴったりです。


フレイヤ(Freyja)
ベルギー、ドイツ、スカンジナビアの愛の女神。2匹の魔法の猫がひくそりにのって空を駆けます。オド(Od)という神の妻です。ヴァルキューレ(Valkyrie)たちのリーダー。ヴァルキューレとは戦場で亡くなった人たちの魂を集める女性達の魂のこと。フレイヤがそりに乗るときには、色づいた光が空を染めるという言い伝えがありますが、それは北極光のことです。フレイヤは、官能的な愛の女神であり、目をみはるような美しさで有名です。死への移行中の人を助けるのにお願いしてください。また、生活に美と官能をもたらしてくれます。


アバンダンディア(Abundantia)
豊さの女神です。ローマ時代のコインに使われていました。果物と野菜、穀物でいっぱいの角笛を持っています。人生に豊かさをもたらしたいとき、そして現実化の法則について教えてもらいたいときに呼び出しましょう。


ブリジッド(Bridget)
ケルトの神様で、その神殿はイギリスの島々とフランスにも見ることができる。癒し、詩人、吟遊詩人、インスピレーション、聖なる火、豊かさ、聖なる井戸、聖なる泉の女神。ブリジッドの神聖なる祝日はキャンドルマス。豊かさのための奇跡のためにお願いすることもできます。詩人やアーティストには、インスピレーションを大いに与えます。癒しの力を高め、また火と水を使ったヒーリングを教えてくれます。


ジュノー(Juno)
ローマの女神で出産と結婚を司る。彼女の夫はジュピター(Jupiter)。女性の人生のどんな局面にも関係しているが、とくに結婚生活について関係がある。妻や、恋人の人が呼び出すのにいい女神。家族についての問題全般、出産、子どもによい学校を探すときなどに助けてくれる。


シベール(Cybele)
洞窟を意味する。ギリシャの母のひとつの姿。シベールの巫女たちは洞窟に住み、預言を行っていた。Cumaeの洞窟(Cave of Cumae)に住んでいた。ローマ人もシベールの巫女を使って帝国の預言をさせていた。シベールはキリストが来ることを預言したと伝えられている。シベールは石とも関わりがあった。キリスト教の神聖な場所には、教会に、もともとシベールの祭壇だった古代の石が現在も残っている。


原文
http://goddessgaia.blogspot.com/2008/02/goddess-list-europe.html

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